乾癬 光線療法

乾癬の光線療法について

外用薬を塗布しても乾癬の症状が改善されない時や、発疹の現れる部位が広範囲になってしまった時には、その治療法として「光線療法」が有効であると言われています。

 

人工的に作られた光を身体にあてる事によって施される治療法が光線療法です。

 

その光にも様々なタイプがあります。

 

現在、地球に届く太陽光線には「可視光線」、「赤外線」、「紫外線」の3種類があります。

 

普段、私達が目にする事が出来る「可視光線」は、その波長が400〜800nmで、波長が長い順番に、赤→橙→黄→緑→青→藍→紫の順番になっています。

 

波長が可視光線の中で一番長い赤色より波長が長い光線を「赤外線」そして波長が紫色よりも短い光線が「紫外線(ultra Violet,UV)と呼ばれています。

 

様々な光線の中で、「紫外線」が乾癬の治療に使われる光線です。

 

紫外線も「短波長(UVC:290nm以下)」、「中波長(UVB:290〜320nm)」「長波長(UVA:320〜400nm)」とその波長によって3つに分類されています。

 

「長波長(UVA:320〜400nm)」と「中波長(UVB:290〜320nm)」が乾癬の治療に有効とされていて、皮膚の炎症や細胞増殖を抑えるという働きがあります。


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